アルテ・オラファ・フルヤ

日本で唯一のタイプ2ダイヤモンド専門のオーダージュエリーサロンです。

タイプ2ダイヤモンドは、天然では世界で2%しか産出されない極めて希少なダイヤモンドです。
そのタイプ2ダイヤモンドの最大の魅力は、大自然の極めて希な営みが創り出す異次元の輝きと煌めきにあります。

最高のクオリティーを持ったジュエリーを、できるだけご納得のいく価格でご提供することを使命としています。

アルテ・オラファ・フルヤ 代表取締役 古屋一雄氏インタビュー

日本ではまだ多く知られていないタイプ2ダイヤモンドの普及にご尽力されていらっしゃる古屋社長に、ご創業のきっかけや会社の強み、そして長年経営されている中での苦労話などを伺いました。

住所 〒104-0061
東京都中央区銀座1-8-17 佐々木ビル2F
TEL 03-6228-1248
FAX 03-6228-1249
HP https://www.arteorafa.co.jp
E-mail furuya@arteorafa.jp
営業時間 11:00〜19:00 定休日:火曜日(祝日除く)

アルテ・オラファ・フルヤ
株式会社東和貴石
代表取締役 古屋一雄氏インタビュー

2017年4月、南青山から銀座中央通りに移転した「アルテ・オラファ・フルヤ」は、日本で唯一のタイプ2ダイヤモンド専門のオーダージュエリーサロンです。
・最高のクオリティーを持ったジュエリーをできるだけご納得のいく価格でご提供すること
を使命とし、日本ではまだ多く知られていないタイプ2ダイヤモンドの普及にご尽力されています。

代表取締役である古屋一雄さんに、ご創業のきっかけや会社の強み、そして長年経営されている中での苦労話などを伺いました。

優しい口調で丁寧にお話ししてくださる
この道一筋の古屋社長

◯ご創業のきっかけを教えて下さい。
宝石好きの母親の影響で、高校生の頃からジュエリーに携わる仕事をしようと決めていました。当時は宝石について専門的に学べる学校がなく、大学在学中から宝石職人さんの所へ通って宝石の勉強をさせてもらっていました。せめて2〜3年は会社勤めを経験しようとある宝石関連の会社に就職したのですが、入社後1年以内に大きな交通事故に遭ってしまい会社を辞めざるを得ない状況に陥りました。事故の療養期間中、会社を独立して失敗する同僚の姿を見る機会がありました。その方はいろんなことを教えていただいた会社への恩義を忘れた行動により、自分の首を絞める結果を導いていました。私も独立を考えていましたので、こういうやり方をしてはいけないとその方を反面教師にさせていただきました。

5年に渡る療養期間を経て、個人で動き始めたのですが、一番初めにお仕事をいただいたのが服部セイコー(セイコーホールディングスの前身)の宝飾部でした。「うちの造りを見てください」とたった一点だけ持ってアプローチをしたのですが、あれほど大きな会社に一点だけで勝負に挑む人は今までいなかったようで、相手の部長さんに「お前みたいのは初めてだ」と言われ、仕事がいただけることになりました。今から40年位前の話です。それから全国ネットで仕事をいただけるようになり、随分忙しくなりました。その後、バブル崩壊やリーマンショックなど世の中の景気の波に左右されながらもなんとかやってきました。

◯今まで一番辛かったのはいつでしょうか。
6年前、タイプ2ダイヤモンドを専門的に取り扱うようになった頃ですかね。日本で初めてタイプ2ダイヤモンドを扱い始めたので、まだ誰もタイプ2ダイヤモンドのことを知りませんでした。私もずっと知らなかったのですが、インドへ何度も通う中で、どうしてここのダイヤモンドはこんなに白いのだろうと疑問が湧き調べたところ、それがタイプ2ダイヤモンドだったのです。タイプ2は、世界で産出されるダイヤモンドのたった2%という極めて希少性が高い貴重なダイヤモンドです。ニューヨークやイギリス、ハワイなど世界中の同業の友人に聞いてみたところ、彼らも全く知らなかったので、これはチャンスだと思いました。ただその価値を、日本のお客様に認めていただくまでには、それなりの時間がかかりました。

◯社長が大変な時期を乗り越えられたのはなぜですか?
それはやはりダイヤモンドの美しさですね。この美しさに偽りはない、絶対にお客様にも分かっていただけるはずだと信じていました。一度作っていただければ、タイプ2ダイヤモンドの良さは間違いなく実感していただけると思います。同じ大きさでも輝きが違うために、タイプ1よりも大きく見えるのです。うちでは、もうタイプ1は取り扱っていません。

◯2017年4月に南青山から銀座へ移転されていますが、銀座はいかがでしょうか。
銀座は価値あるものをよく分かってくださる方が多いと思います。実は、銀座への移転はずっと考えていました。中央通り沿いで、規模的にちょうどいい物件を7〜8年探し続け、やっと昨年4月に移ってくることができたのです。人気のあるエリアなので、なかなか空きがでないのです。南青山の路面店よりはスペースは狭くなりましたが、今銀座で展開できていることに満足しています。

◯アルテ・オラファ・フルヤの強みは何でしょうか。
まず、素材へのこだわりです。宝石は高ければ美しいというものではありません。お客様のご要望に寄り添う中で、最も美しく価値があるルース(裸石)をご用意します。そして、数多くの一流オートクチュールジュエリーのデザイナー達とタッグを組んでいることも当店の強みです。お客様のお話をきめ細やかにお伺いした上で、お客様にとってベストなデザイナーと連携し、ご満足いただけるものをご提案いたします。そして、もう一つ強みとしてあげるなら、価格の優位性です。今まで独自に築いたネットワークを活かして、素材を調達することでコストを抑えています。また卸さんなど通さず直接お客様へご提供することでも、ご納得のいく価格を実現しています。

◯古屋社長が経営をする上で、一番大切にしていることはなんでしょうか。
常に「お客様の幸せを一番に考える」ということです。美しいジュエリーは人を幸せにします。身に付けることで自信やパワーも与えてくれますので、内面からも美しくなっていきます。そして、人の輝きはその周りにいる人にも伝播していきます。そういった意味でも、お客様には本当に良いものを手にしていただきたいと思っています。ジュエリーの価値を理解していただくために、お客様に正しい知識を持っていただくことも大切です。ご興味がありながらジュエリーのことがよく分からない方を対象に、無料の勉強会も長年に渡り毎月開催しています。安価な使い捨てのアクセサリーでは味わえない、本物の宝石の良さを若い人たち含め、もっと多くの人たちに広めたいです。

インタビューを終えて
古屋社長がお見せくださるジュエリーは、なんとも言えない美しい輝きでいっぱいでした。お客様の幸せを第一に考えるからこその本当に良い物、デザインへのこだわり。40年以上この道一筋でやってこられた古屋社長は、ジュエリーによって幸せになっていく人たちの姿を誰よりもたくさんご覧になられているのだなと感じました。この度はインタビューにご協力いただきありがとうございました。

タイプ2ダイヤモンドはその希少性から投資価値も高いとのこと。こちらの動画でタイプ2ダイヤモンドの特徴をご覧いただけます。


(ムービーに収録されているアルテ・オラファ・フルヤの店舗は移転前のもので、
現在の店舗(銀座)とは異なります。予めご了承ください。)